つまるところ日本人と一緒です。早期離職の場合は、互いの相性が合わなかった、という理由につきます。いくら面談を繰り返し、事前インターンで感触を確かめてもいざ一緒に就業するとなんか違う、相互にすれ違い、合わない、といったことでズレが生じ離職へ、という展開になります。これは外国籍社員だから云々ではないはずです。
できるだけ、入社前にこのようなズレが生じないようCQI診断を活用し、入社する外国籍社員の特性や異文化適応力などを定性定量で洗い出し、入社判断に役立つ素材を提供しています。
長い期間勤め上げ退職を希望する方は、これも日本人と同じ理由です。スパンとして、3,7,12年次くらいを目安に自分自身のキャリアチェンジを考えます。それは外国籍社員も同じです。その都度、会社としてどのようなキャリア構築やキャリアチェンジが社内でできるか企業側も工夫を凝らし、提供し続けることが必要です。